スキャルピング


スキャルピングを行う上で必須の機能は、チャートからそのまま注文や決済を行えることです。メタトレーダーなどでは実装されていますが、業者が提供する取引ツールの場合、チャートからの直接注文に対応していない場合があります。

スキャルピングはリアルタイムでチャートの動きを追う必要があるので、わざわざ画面を切り替えてトレードする必要があると、動きがワンテンポ遅れてしまいます。場合によっては、利益を逃したり損失を拡大させる要因にもなるので、できればワンタッチオーダーが可能なところを選びたいです。


完全自動化を可能とするメタトレーダー

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FXでは裁量取引を行っている方がほとんどでしょうが、システムトレードを導入されるとそれまでの裁量取引を完全自動化することが出来ます。新規注文や決済注文、利益確定注文、損切注文などの取引ルールを予めプログラミングしておけば、売買プログラムが忠実にそれを守って取引を繰り返してくれます。

スイングトレードといった取引回数が少ないトレーダーの方はあまり導入するメリットが少ないですが、スキャルピングといった取引回数が多いトレーダーの方は大きなメリットを享受することが出来ます。そんなシステムトレードを導入するのによく使用されているのが、メタトレーダーです。メタトレーダーはパソコンにインストールして使える無料のトレーディングプラットフォームで、システムトレード機能が付いています。

移動平均線やボリンジャーバンド、一目均衡表、RSI、MACD、ストキャスティクスなどメジャーなインジケーターがデフォルトで装備されています。それらのインジケーターをもとにトレーダー独自のEA(売買プログラム)を開発したり、インジケーターから独自に開発することも可能です。独自開発したインジケーターで売買サインだけチャートに表示させ、注文は手動で行うといった半裁量取引も行えます。インジケーターやEAを開発するにはプログラミング言語MQLの知識が無いと出来ないです。

初心者で一から開発するのは難しいですが、インジケーターやEAは無料でネットで公開されていたり、お金を出して購入することが出来ます。プログラミングのできない方でも手軽にシステムトレードを導入することが可能です。独自開発したEA、無料EA、有料EA、どのEAでも実運用するときは、しっかりと検証することが大切です。メタトレーダーはバックテスト機能も付いており、過去の相場データを取得して検証することが出来ます。

テスト結果には様々な項目がありますが、一番重要なのがProfit Factor(純利益/純損失)です。Profit Factorは実運用よりバックテスト結果のほうが良い場合が多く、2.0以下だと実運用が難しい事が多いです。あまりProfit Factorが高すぎると過度な最適化を行ってしまった可能性がありますので、2.0以上あるシステムが理想と言われています。その次に重要なのがmaximal drawdown(最大ドローダウン)です。

一番大きな損失でどれくらい資産が目減りしたかを%で表しています。あまり高い%では実運用して最大ドローダウンが発生した時に恐怖心を感じて途中でシステムをストップさせてしまうので10%くらいまでが良いです。取引期間や取引回数が少ないとバックテスト結果の信頼性が低くなります。